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桜峠 (三重県)[さくらとうげ]
桜峠(さくらとうげ)は三重県伊賀市と滋賀県甲賀市を隔てる峠である。峠の両側とも淀川水系である。 == 概要 == 標高320mの国道422号上の峠である。名前の由来は了源上人の死に際して、積雪が鮮血で染まり、その様子が桜に見えたことから桜峠と呼ばれるようになったとされる〔『三重県の地名』平凡社 1983年〕。七里峠、栂峠とも呼ばれる。かつては忍者で有名な伊賀流、甲賀流を分ける鈴鹿山脈の峠の一つとして、両流派の流通を隔てる難所の一つとなっていた。現在でも滋賀県と三重県を隔てているが、この両県を隔てる峠としては数少ない冬季通行止めにならない峠である。峠は滋賀県側にある大きなピークを越えて下ってすぐの小さなピークの方であり、県境もこちらに指定されている。現在道路の拡幅工事が進んでおり、三重県側ではほぼ完了し、滋賀県側の1部区間を残すのみとなっている。 三重県には同名の峠が他に2ヶ所ある。それぞれ松阪市と多気郡多気町を隔てるものと、津市と伊賀市を隔てるものとであるが、それぞれに歴史上、地質学上の繋がりは無い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桜峠 (三重県)」の詳細全文を読む
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